タイトル 第78回大会 医学系学会との合同シンポジウム
MSY「糖尿病の食事栄養療法の現在~エビデンス、ガイドラインから現場指導まで」
日時·会場 A会場(中村学園大学 2号館 4F 2405講義室)
5月26日(日)9:00-11:30
オーガナイザー 曽根 博仁
(新潟大学、栄養食糧学会・糖尿病学会・動脈硬化学会・疫学会・肥満学会)
吉田 博
(慈恵医大、栄養食糧学会・循環器学会・動脈硬化学会・糖尿病学会)
主催者
コメント
糖尿病は多彩な合併症により、世界中の人々の生活の質と健康寿命に多大な悪影響を及ぼしている。糖尿病の大部分を占める2型糖尿病は代表的な生活習慣病であり、その発症予防と治療における食事栄養療法の果たす役割は大きい。世界的に多くの糖尿病食事療法ガイドラインが存在するものの、糖尿病は、個人の遺伝背景や年齢、病期やライフステージなどにより病態が異なり、さらに食生活は地域・民族ごとに大きく異なることから、現場の食事療法指導には相当程度な個別化が求められる。

また患者が極めて多いため、スマホアプリやAIなどICTの応用も必要である。今回のシンポジウムでは、糖尿病の食事栄養療法を取り巻く問題点について、最新データやエビデンスを包括的にレビューしていただいた。皆さんの教育・研究ならびに現場実践にお役に立てれば幸いである。
後援 日本疫学会
プログラム
  • MSY-1 海外とわが国の糖尿病食事療法ガイドラインのオーバービュー
    飯田 薫子
    お茶の水女子大学 基幹研究院・自然科学系 教授、日本糖尿病学会・日本内分泌学会
  • MSY-2 最近の糖尿病食事療法のエビデンスと考え方
    中島 啓
    日本女子大学大学院 人間生活学研究科 臨床医学・代謝内科学 教授、日本糖尿病学会・日本肥満学会・日本動脈
    硬化学会・日本臨床疫学会・日本疫学会
  • MSY-3 高齢者糖尿病患者の食事療法と高齢者診療ガイドライン
    荒木 厚
    東京都健康長寿医療センター 糖尿病・代謝・内分泌内科 フレイル予防センター長、日本糖尿病学会・日本老年
    医学会
  • MSY-4 妊娠糖尿病の食事療法
    谷内 洋子
    千葉県立保健医療大学 健康科学部栄養学科 教授、日本糖尿病妊娠学会・日本疫学会
  • MSY-5 糖尿病と機能性食品・健康食品の現状と課題
    鈴木 浩史
    新潟大学 研究統括機構 特任助教、日本糖尿病学会・日本機能性食品医用学会
  • MSY-6 アプリや AI を用いた糖尿病食事療法の現況と課題
    堀川 千嘉
    新潟県立大学大学院、健康栄養学研究科 講師、日本糖尿病学会・日本動脈硬化学会・日本疫学会