本学会における利益相反の報告及び
開示に関するお知らせ

1. 経緯

当学会では平成24年5月に利益相反(COI)に関する指針、及びその細則(以下、旧指針等と称する)を定め、試行を開始しましたが、同年8月に実施した意見募集では、会員から旧指針等でCOI管理することは困難ではないかとの意見が提出されたことから、理事会及びCOI委員会で当学会に相応しいCOI制度の検討を行ってまいりました。

平成29年3月25日の平成28年度第6回理事会でCOI委員会により修正された利益相反(COI)に関する指針、指針の細則、及び報告・開示の様式等(以下指針等と称する)(案)が承認されたことから、4月8日から5月8日までの間、改めて意見募集が実施され、その結果をもって、7月9日開催の平成29年度第3回理事会において指針等が承認され、同日からCOI管理を開始することとなり、必要なCOI状態の報告及び開示をしていただくことになりました。

2. COI状態の報告・開示について

  • (1)年次大会:平成30年5月11日~13日開催の第72回年次大会より実施する。演題登録時にCOI状態を報告、発表時にCOI状態の開示を行う。
  • (2)日本栄養・食糧学会誌:第71巻第1号(平成30年2月発行)よりCOI管理を行う。採択等の手続きのタイミングに依るが、今後投稿される論文の掲載が第71巻以降となる場合は、COI状態の開示、報告を行う。
  • (3)支部大会等本学会主催の学術集会:平成30年7月8日までを試行期間として、支部大会等で実施の試みを行う。試行期間終了後は年次大会に準じて実施する。
  • (4)学会役員等:今年度から指針等に従って報告し、管理する。

本学会におけるCOI管理に関わる文書については[指針等]から必要な項目をクリックしてお開き下さい。また、本学会のCOI管理に関するよくあるご質問についてはこちら〈本学会のCOIに関するQ&A〉をご覧ください。

COI管理を実施する対象ごとに異なる点があります。詳細については、該当する委員会等からお知らせをいたします。特に年次大会での発表に関しては演題募集が開始される前にメールニュース等で詳細をお知らせする予定ですので、ご注意ください。なお、英文誌(JNSV)に関しては現在審議中のため当面は対象外となります。

会員の皆様にはお手間を取らせることになりますが、COI状態を適切に管理することは皆様のご研究の公正性を守ることに繋がりますので、ご協力をお願いいたします。

平成29年8月11日

会長 下村吉治
利益相反(COI)委員長 長岡 利
編集委員長 松井 徹