国際関係ニュース(2009年10月)
1. IUNS(国際栄養学連合)の理事会において、IUNS Fellowにわが国から次の2名の先生方が選ばれました。
板倉弘重 教授 (茨城キリスト教大学) | 野口 忠 教授 (中部大学) |
これまでのFellowはこちらにあります。
2. 19th国際栄養学会議(ICN)のLiving Legendsセッションにおいて、本会名誉会員の藤巻正生先生(東京大学およびお茶の水女子大学名誉教授)のメッセージビデオが放映されました。
同セッションでは、栄養・食糧学における世界の名だたる研究者から後進に向けたメッセージが送られました。
動画がうまく再生されない場合は、VLCなどのプレイヤーをご使用ください。 |
なお最前席に写っているのは、Maha Chakri Sirindhornタイ国王女です。
3. アジア栄養学連合(FANS)の総会が10月7日に開催され、日本が2015年アジア栄養学会議(ACN)の開催地に決定しました。
写真はPo-Chao Huan会長(向こう側右から二人目)が投票の結果を読み上げたところ。手前列は、左から日本栄養・食糧学会の本間前会長、矢ヶ崎現会長、宮澤誘致委員長。
4. 国際栄養学連合(IUNS)の総会の様子(10月5日、10月8日)
次期役員の選挙が行われたほか、2017年の国際栄養学会議(ICN)をブエノス・アイレスで開催することが決まりました。なお、このICNと上記ACNの何れも4カ国の争いとなり、奇しくも数日前のオリンピック開催地決定に似た状況でした。
5. 第3回IUNSアジア太平洋栄養学会若手リーダーワークショップ日本開催について
日本学術会議のIUNS分科会において、標記を日本で開催することが検討され、2010年中に行うことが計画されています。日本栄養改善学会、独立行政法人国立健康・栄養研究所、日本栄養・食糧学会3者が中心となり準備を進める予定です。第2回(韓国)の模様は、昨年の学会誌61巻6号310-311ページをご覧下さい。