公益社団法人移行に当たっての重要なお知らせ(2)

公益社団法人日本栄養・食糧学会への移行に当たって、本学会の事業が公益目的事業として認定されましたので、その事業内容についてご説明します。

1. 経緯

公益法人移行時に社団法人として行われている個々の事業(以下、「枝番事業」という)を、精査し、公益法人としての目的※1に照らし、枝番事業の新設もなくそのまま既存の事業を継続することと致しました。

その事業内容から大きく2つの公益目的事業(公1、公2)として括り、定款第5条(事業)において、(1)栄養科学及び食糧科学の振興と研究の活性化(公1)、(2)栄養科学及び食糧科学情報の活用推進と普及(公2)とし、事業の内容を次の通りと致しました。

また、本法人では、「収益事業」、「共益事業」は行っていないものとして申請し、認定されております。

※1:本法人の設立目的

この法人は、栄養科学及び食糧科学の基礎及び応用研究の進歩普及を図るとともに、同分野の情報を社会へ提供し、もって科学、技術、文化の発展と人類の健康・福祉の向上に寄与することを目的とする。

2. 公益目的事業内容

  • 公1 学術大会における研究成果の発表の機会の提供、研究費助成および研究の前提となる倫理審査を行うことによる研究機会の提供、優れた研究や関連分野における貢献に対する表彰、国民の健康の基盤となる情報の収集、さらに国際学会発表への助成や国際会議及びシンポジウムの開催など国際交流の促進により我が国の研究の世界における地位を高めることを通じ、栄養科学並びに食糧科学の基礎及び応用研究を活性化して、国民の生活習慣病予防および生涯にわたる健康維持に必要な研究成果の蓄積を促すことにより広く国民の健康に資するための事業
     
  • 公2 栄養科学及び食糧科学に関する研究成果および関連情報を、学術雑誌の編集・発行や様々な媒体を用いた広報活動を通じて、研究者及び全ての国民に広く提供し、栄養・食糧学に関する正しい知識の普及を図ることによって国民の生活の質を高めて広く福祉に貢献するための事業

公1、公2に括られた枝番事業は以下の通りとなっており、それぞれ「事業の概要」、「事業の公益性」について申請書では詳細に記述し、公益目的事業として認定されております。

それらについて、近々公開する予定です。

3. 枝番事業について

  • 公益目的事業(公1)
    • 1. 大会事業(年次大会:会頭計画・本部計画、支部大会)
    • 2. 倫理審査事業
    • 3. 研究調査事業
    • 4. 助成・助成推薦事業  
    • 5. 表彰事業
    • 6. 国際交流事業            
  • 公益目的事業(公2)
    • 7. 出版事業
    • 8. 広報事業

以上

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