以前、会員の皆様にご協力いただきました科研費増額要望運動につきまして、先週9月6日(金曜日)、日本医学会連合 門脇孝会長も参加のもと、「科学研究助成事業の全体額増額に関する要望書」が盛山正仁文部科学大臣に提出されました。

本件に関して、生物科学学会連合 東原和成代表より、以下のとおりご報告をいただきましたので、お知らせいたします。

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科研費増額要望書にご賛同いただいた学会連合 各位

科研費増額要望運動につきまして、大変お世話になっております。本日、9月6日(金)盛山正仁 文部科学大臣に要望書の提出を行いました。以前に連合代表各位に日程調整をお願いしましたが、出席希望&可能だった、医学連合、化学連合、農学会の代表の先生方にご同行いただきました。このような陳情案件にしては異例に長い20分間の面会時間をとっていただき、概要説明をさせていただき、その後大臣からご発言をいただきました。

大臣からは、要望内容についてはよくわかるし理解している、今回の概算要求でも国際関係ではあるが少し増額を要求した、今後もできるだけ改善していきたい、文科省としては出来る限りのことをやっているので財務省や内閣府など他省庁にも働きかけることが必要だ、というご発言をいただきました。

今回の「博士をとろう」や科研費基金化など、盛山大臣には積極的なご支援をいただいていることに感謝の意を伝えたところ、「博士をとろう」に関しては、その後のキャリアパスの整備も並行して動いていただいているとのことです。

まずは第一歩を踏み出せたわけですが、今後ですが、状況的には選挙前で時間がかかるかもしれませんが、他省庁への要望書提出に向けてなるべく迅速に動きたいと思っております。本要望へのご賛同、ご協力に重ねて感謝申し上げます。上記情報につきましては、所属している学会にも共有をお願いいたします。引き続きよろしくお願いいたします。

生物科学学会連合代表 東原和成

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報道記事

9月6日、報道各社が記事を掲載しておりますので、一部ご紹介いたします。